食糧人類 7巻の内容ネタバレと感想【マガポケ】

あらすじ|増殖種であるナツメを量産し、全員クイーンのいる地下へ向かったのだった。クイーンは増殖種がいることを世界中に散らばった仲間たちに信号を送って伝え、施設に彼らを呼び戻す。しかし戻ってきてもなお、飢餓状態の巨大生物らは共食いを辞めない。伊江は地下で喰われ続けているナツメの様子を心配していたものの、巨大生物とともに中に閉じ込めるべきか選択を迫られていた。

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7巻 本編ネタバレ

山引の背中から次々にナツメと思われる赤ん坊が生まれてきます。
そして数分もしないうちに赤ん坊だったはずが成人姿に——。

しかしナツメを量産することのデメリットか、山引自身が消費されナツメが生まれている模様。山引が役目を終えたかのような描写です。

そんな山引のおかげで増殖種であるナツメのさらなる増殖に成功し、数百体以上はいる大量のナツメはクイーンのいる地下へ雪崩れ込んでいきました。

クイーンは増殖種がいることを世界各地に散らばった巨大生物に伝え、彼らは一斉に工場へ戻ってきます。
とはいえ、あまりにも短期間に個体数を増やし過ぎたため施設に入り切れていません。

さらに飢餓状態が続いている影響で、また共食いを始めました。
伊江たちもそんな巨大生物に見つかるものの、人間1人を食べたところで意味がないほど共食いに夢中です。

伊江はモニター越しに映る大量のナツメが巨大生物に喰われている様子を眺めています。
小倉ことオグっちゃんは地下の扉を閉じようと提案しますが、伊江はナツメがずっと彼らに喰われ続けるのが嫌で反対。

しかしながら、モニターに映るナツメの口が「閉じろ」と言っているのを読み取り、やむを得なく扉を閉じることにします。

——伊江・カズ・小倉の3人が施設の外に出ると、地下に入れなかった巨大生物の死骸が辺りを埋め尽くしていました。
伊江はナツメを置き去りにしたことを後悔しながら、カズにおぶってもらい小倉と街へ戻っていきます。

事件から3年後

巨大生物の事件が起きたあの日から3年が経過。
伊江とカズはともに家族が行方不明となっており、お金を稼いで生きていくためにも今は2人暮らししているようです。

また、3年前の事件で世界の人口の40%が失われたみたいですが、順調に復興が進んでいるとのこと。

一方オグっちゃんは、施設から生還した人間ということで自分の身に降りかかった経験を本にまとめて大ブレイク。時の人となっていました。
金稼ぎが好きそうないけ好かない顔をしていますが、今ではメディアに引っ張りだこのようです。

そんな中、3年経ってもなお、伊江はナツメのことを忘れられずにいます。
3年後となれば年齢は20~21歳のはずですが、随分老けた見た目です。

しかし何を思ったのか、伊江はすでに軍によって跡形もなくなった施設の地下を掘り返し、その扉を開けちゃおうかななどとトチ狂ったことを囁きます。

カズへ置手紙を残し、1人でかつて施設があったであろう土を掘り起こす伊江。
雨の中、ナツメを助けたい一心で掘り続けますが、体力の限界が来たのかその場へ倒れ込んでしまいます。

最終話

意識がはっきり戻ると、伊江はナツメに肩を貸してもらいつつ歩いている状態でした。
ナツメは伊江に巨大生物を全滅させたことを告げ、さらにそこへ山引も姿を見せます。

ここから伊江が3年前の容姿になっています。

伊江は2人と再会できたことに喜び一緒に暮らそうと提案。
ところが山引はもっと世界を見て回りたいと言い、ナツメもそれに賛成。

そうして冗談を交えながら2人が伊江の元から立ち去ろうとすると、いつの間にか伊江を探しに来ていたカズが目の前に立っていました。

2人に会えたのは夢だったのかもしれないと辺りをきょろきょろする伊江。
腰かけていたベンチに視線を下ろすと、そこには「またな伊江」と書かれていたのでした。

——そこへタイミングよくバスが向かってきます。
伊江は3年前の事件に巻き込まれた発端となったバスに乗ることを今日まで避けていたようです。

しかし自分からカズに乗ろうと言い、カズがそんな伊江の言動に驚く中、2人はバスで家へ帰っていきました——。

END.

7巻 感想レビュー

筆者はこの文章を書きながら、最後まで読み切った余韻に浸っています。

結構、終わり方には賛否両論あるみたいですが、筆者は好きです。そういえば伊江とカズはバスで帰宅しようとしたときに”ゆりかご”に捕らえられてしまったんですよね。

その影響があってバスで帰ることができないでいた場面を最後に持ってきたのは良い締めくくり方なのではないかと思います。カズも施設で飲んでしまった液体の効果が薄れてきているようで何よりです。

ただ不満があるとすれば、ナツネと山引に関して。特に山引がどうして生きているのかが描かれていなかったので、最後まで彼のことを深く知れなかったのは残念です。

それに伊江の元に姿を現したと思ったら、どこ行きやがったんだよ!笑

口にしていた通り、世界を見て回る予定なのでしょうか。個人的にナツメと山引のタッグが主人公でも良いぐらい好きだったので、続編でも彼らの登場に期待したいです。

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